2006年10月5週・・・
「凱旋門賞」を制覇したディープインパクトは、日本には帰国せずアメリカに遠征しサンタアニタ競馬場で行われる「ブリーダーズカップターフ」に出走しました。
実際のディープインパクトは、「凱旋門賞」の後日本に帰国し「ジャパンカップ」に挑むことになるのですが・・・
ウイニングポスト9の世界では、「ジャパンカップ」の前にアメリカで行われる「ブリーダーズカップターフ」をローテーションに追加しました。
ダイジェストになりますが、レースの模様をどうぞ!
最終コーナーをカーブして、直線コースに入りました!
ディープインパクト、先頭を捕らえにかかる!
ディープインパクト、先頭に替わった!
ディープインパクト、更に後続を離してゆく!
ここでも強い!
ディープインパクト、完勝!
「凱旋門賞」に続き、「ブリーダーズカップターフ」も制覇!
まさに芝の世界王者です!
2着の、イングリッシュチャンネルに4馬身の差をつけての完勝でした♪
2006年11月4週・・・
海外遠征を終え、年内での引退が決まったディープインパクトが残り2走のうちのひとつ「ジャパンカップ」に挑みます・・・
実際のディープインパクトが走った「ジャパンカップ」では、前走の「凱旋門賞」後の辛い思い、引退も決まり絶対に負けられない状況、そんな中で武豊騎手は、ただ勝つというよりも、圧勝しなければ、というぐらいの強い気持ちを持ってレースに挑んだそうです。
ウイニングポスト9の世界での2006年「ジャパンカップ」では、どんなレースを見せてくれるのでしょうか・・・
スタートしました。
各馬、綺麗に揃いました。
ディープインパクト、中団より後ろの位置につけています。
現在先頭は、コスモバルク。
各馬、鮮やかな芝生の上を駆けていきます。
各馬、間もなく4コーナーカーブに差し掛かろうというところです。
後ろからの競馬になったディープインパクト、武豊騎手の手はどの辺りで動くのでしょうか。
さあ!4コーナーを周って、最後の直線に入ります!
ここで、武豊騎手の手が動いた、ディープインパクトが伸びて来た!
さあ!直線コースに入りました!
コスモバルク、先頭だ!
外から、ディープインパクトが飛んできた!
残り、200m!
ディープインパクト、完全に抜けた!
後続は大きく離れました!
強い!強すぎる!
ディープインパクト、凱旋勝利!
「凱旋門賞」、「ブリーダーズカップターフ」、に続いて「ジャパンカップ」も制覇!
これが絶対王者だ!
8馬身差の圧勝に、日本レコードのオマケつきでした!
2006年12月4週・・・
遂にこの日がやって来てしまいました・・・
暮れの「有馬記念」、2年間羽ばたきつづけたディープインパクトのラストランです・・・
後に、「21世紀の名馬ディープインパクト」の中で武豊騎手が・・・
レース前、言葉ではなく気持ちで「最後だから思いきり走っていいよ」と、ディープに伝えました。スイープトウショウが枠入りを嫌がったのでゲートの中で長い時間待たされましたが、それも問題なかったですし、1周半のレースでしたから前半は折り合いに気を付けましたが、しっかりと我慢してくれました。
勝負どころからの走りは、今までにないぐらい強烈な飛びでした。ただ強かったというだけでなく、スタートからゴールまですべてが完璧なレース。ガッツポーズこそしませんでしたが、最高の結果で締めくくることができて、ゴール後はすがすがしい気持ちになりました。無事に競走生活をまっとうさせることができて本当によかったです。
とコメントされていたように、実際のラストランでは、完璧なレースをして最後の衝撃を見せてくれたディープンパクト。
ウイニングポスト9の世界のラストランでは、どんな衝撃を最後に見せてくれるのでしょうか・・・
スタートしました。
各馬揃った、見事なスタートを切りました。
各馬、鮮やかな芝生の上を駆けていきます。
この辺りで各馬、第1コーナーから第2コーナーへ向かっていきます。
各馬、第2コーナーをカーブしていきます。
各馬、第3コースに入っていきます。
ディープインパクト、いい位置につけています。
鞍上の手はどこで動くのでしょうか。
第4コーナーをカーブして、さあ!直線コースに入りました!
ディープインパクト、ここで早くも先頭に立った!
ディープインパクト、更にリードを広げにかかります!
後続は大きく離れた!
ディープインパクト、翼を広げた!
残り、100m!
ディープインパクト、独走です!
最後の衝撃!
ディープインパクト、大差をつけての圧勝!!!
ラストランは、大差の圧勝でした♪
そして、グランプリ3連覇です!
そして、2年間の競走生活を終えたディープインパクトは・・・
この年の、年度代表馬に選ばれ・・・
「世界へ飛翔する怪物」の異名で殿堂入りもしました。
ディープインパクト
戦積:16戦16勝
主な勝鞍:クラシック3冠(無敗)、凱旋門賞、ブリーダーズカップターフ、ジャパンカップ、有馬記念、宝塚記念、天皇賞(春)、大阪杯、ホープフルステークス
以上、ウイニングポスト9での最終戦積です。
馬仙白老が、「競馬史における歴史的転換点」で紹介しているように・・・
ディープインパクトは種牡馬入りしてからも凄く・・・
父サンデーサイレンスをしのぐ勢いで勝利と重賞ウイナーを量産しました。
無敗の3冠馬・・・
日本の競馬に革命を起こした、サンデーサイレンスの最高傑作であり近代競馬の結晶・・・
そして・・・父から子へ・・・
池江素郎元調教師の御子息の、池江泰寿調教師が「20世紀の名馬ディープインパクト(2017年12月11日発行)」の中で「先天的なもので、ディープインパクトは唯一無二の存在。あの馬を超える馬は未だに出ていないです。」とコメントされていたように・・・
残された、ディープインパクトの子供達の中から後継馬となる強い子が生まれるのを願い・・・いつかその馬が武豊騎手を背に乗せ「凱旋門賞」を制覇する姿を夢見て・・・改めて御冥福を祈らせて頂きます。
以前のJRAのCMにあったキャッチフレーズ「今日も私の好きな馬が走っています」当時、私にとってそれがディープインパクトで、競馬観戦から離れていた自分が再び競馬を好きになり観戦するきっかけになってくれた馬がアナタです・・・ありがとう、ディープインパクト・・・
今回は、こんな所で失礼します。