どうも、草むらの中から失礼します!アレクシオスです!
何故に草むらの中にいるかというと・・・
ワタクシ追われています・・・
誰に追われているかって、会った事もない初対面の傭兵の方に追われています・・・
なので、追われついでに件の傭兵をしばいて屈服させて、アドレスティア号のクルーにしてやろうかなと画策しています・・・
・・・・・・・
ふ~っ・・・
しばいてやりました!
ということで、傭兵の汚染されし者イドメネスを、アドレスティア号の乗組員として雇いました♪
それにしても、汚染されし者って・・・大丈夫なのかな・・・大丈夫だったとしても、どんな経緯でそう呼ばれたんだろうか?気になってしょうがないです。
さて・・・今回は、会う約束していたバルナバスの元に行こうと思います!
・・・・・・
久しぶりのバルナバスです♪
バルナバス「・・・・・・エルペノールはどうだった?」
・・・・・・
あっ!いけねぇ!忘れてました!
それそうと、隣のナイスミドルは?
ヘロドトス「しがない巡礼者だ」
って、知り合いじゃないんかい!
ヘロドトス「君の言うとおりだな。これは確かにレオニダスの槍だ」
ムムッ!?
こらっ!バルナバス・・・喋ったんかい!
あんた、アタイの槍の事を知ってるなんて、ただの巡礼者じゃないね!
へ~っ、ヘロドトスっていうのかい・・・いい名前じゃないか・・・
ところで、なんでアタイにウソをついてまで素性を隠したんだい?
とある男の代理で・・・ムムッ!?アテナイの力のある人物ですと!?しかも、この戦争を終わらせるですと!?
ふっ・・・只者じゃないねアンタ・・・
それにしても、凄い行列だねぇ!これじゃ、ピュティアに会えないじゃないかい!!!
バルナバス「ハッハッハッ!冗談きついぞ!何のためにそんなに武器を持ってる!」
武器って、バルナバス!アンタ何を言っているのさ!
・・・・・・
分かった、だが厄介なことになったらバルナバスあんたのせいだよ・・・アタイはどうなっても知らないからね・・・
と、スケ番口調はこれくらいにして、ピュティアに会いに行って来ます!
が、入り口で神官のおじさんに列の後ろに並べと言われたので・・・
魔法の言葉を言って通してもらいました♪
ほう、あれがピュティアか・・・はっきり言って胡散臭いな・・・
胡散臭ささ満天だけど、折角来たんだし・・・
あの事を聞きますか・・・
ピュティア「お前は!あの幻影の!山の上の子か」
ムムッ!?
ピュティア「出ていけ。今すぐに」
ええ~っ!!!いきなり!!!
ちょっ、待てよ!!!
この女・・・何かを知っているな・・・今度は別の意味で胡散臭いな・・・
コスモスの門徒!?何じゃそりゃ!!!
ちょっ、待てよ!
コスモスの門徒・・・
何者なんだろうか?まったく、検討がつかん・・・っていうか意味が分からん・・・
あら・・・ヘロドトス!待ってたの?
あっ、そうだ!ヘロドトスに聞いてみるか!語り部って呼ばれてるらしいし何か知っているかも?
やっぱり、知っていたか・・・
世界を操っているか・・・ちょっとというか、かなり性質の悪い集団かも・・・
ここで話していてもしょうがないので、本人に聞きに行って来ます!
ヘロドトス「アレクシオス、忘れるな。策略が必要な時には、暴力は役に立たない」
あぁ・・・分かってるよそれくらい・・・ヘロドトス安心して待っててくれ・・・
・・・・・・
拝啓、ヘロドトス、私は今草むらの中にいます・・・
何故、草むらの中にいるかって?そりゃあ、傭兵に追われているからです・・・そして、今この局面をどう乗り越えようか策略をめぐらせています・・・
・・・・・・
拝啓、ヘロドトス、やはり策略が必要な時には暴力は役に立たないですね・・・
私を追っていた傭兵の件は、話合いでなんとか解決しました・・・
そして、なんと私を追っていたはずの傭兵の俊敏なるヘレメネスさんが、理由は言えませんが副官としてアドレスティア号に乗ってくれることになりました。
ヘロドトス・・・あなたの言ったとおり暴力は何の役にも立たないです・・・
これから、ピュティアに会って答えを聞いてきます・・・どうか安心して待っていて下さい・・・