その出会いは突然でした・・・
ルナサンドラが、大井競馬場で行われた「ジャパンダートダービー」を勝った翌週・・・
あの方は突然に、いや運命的に牧場にやって来ました・・・
「芦毛ちゃん、大爆走記」、「芦毛馬と共に去りぬ」の著者でもあり・・・
「がんばれ芦毛ちゃん後援会」会長、結城江奈総帥!
総帥が語る、芦毛馬に対する思い、魅力、愛、そして夢・・・話が終わる頃にはもう、ワタシの心は芦毛ちゃんに魅了されていました・・・
そして!「がんばれ芦毛ちゃん後援会」に入会する決意と共に、会長が夢だと語った白毛馬の種牡馬の生産をこの胸に誓ったのです!
それから時は流れ2002年、他の馬を購入する為に訪れた吉野ノーザンファーム安平で、その白毛の馬はまるでワタシを待っていたかのように、新緑の芝の中で純白の馬体を輝かせて静かに佇んでいました。
その馬の名は、シラユキヒメ・・・大種牡馬サンデーサイレンスを父に持つ純白の馬体が綺麗な白毛の繁殖牝馬でした。
もう一目ぼれでした♪当時オーナーブリーダーとして軌道に乗り資金も潤沢だったこともあり、購入は即決でした、幸い牧場長の吉野さんも二つ返事でその馬の購入をオーケーしてくれました。
というか、この時のワタシの本来の目的はこの馬の購入だったのですが、この時ははっきりいってシラユキヒメの事しか頭にありませんでした。
それはともかく、白毛の繁殖牝馬を手に入れ、ようやく白毛の種牡馬生産計画のスタート地点に立てた訳で・・・もう目標達成は時間の問題だと確信し!ワクワクが止まりませんでした♪
また時は流れ・・・
2004年4月が来ました♪
ワタシの考えは甘かったみたいです・・・生まれてきた仔は、灰色系の芦毛の牝馬でした・・・
しかし、奇跡はこの後の5月に起こりました♪
その年の種付けで訪れたアイルランドのキルベレー牧場で、デイラミという一頭の芦毛灰の種牡馬に目を奪われました。
現役時代には、KGⅥ&QES、BCターフ、エクリプスSなどG1を7勝もしている超一流馬です・・・この馬に決めました!
即決で牧場にこの馬の種付けを依頼しました!
そして、季節は巡り再び春が来て牧場に白い奇跡が舞い降りたのです♪
白毛の仔の誕生です!しかも、牡馬です!
ようやく目標の自家生産馬で白毛馬を生産出来ました!「がんばれ芦毛ちゃん後援会」の会員としてこれ程嬉しいことがあるでしょうか♪早く、結城江奈総帥に連絡をしなくては!
この白毛の仔の活躍は、別の話でまたの機会に♪
今回は、こんなところで失礼します。